2021年12月21日火曜日

大迫傑ー走って、悩んで見つけたこと

 

元マラソン日本記録保持者でオリンピック、マラソン代表の大迫選手、もう選手ではないので、大迫さんかな、とても読みごたえがあり、素晴らしい本です。

プロ選手はこうあるべきとゆうのが沢山、書いてあります、気になった文章から、いろいろ考えてみたいと思います。

「他人の意見は他人の意見で、ときには、その人の都合のいいことを言うこともあります、だから意見は聞きつつも、それは自分に正しいか、自分にとってメリットがあるのかをしっかり作るといい」

このようなことが書いてありましたが、僕の考えに似ていました、そうなんですよ、話を聞いたり、練習を学んだりするのは大切ですが、やりながら自分に合っているかを考えることは、もっと大事になってくると思います。

「目的の大会に向けての練習をしている中で、どこまで頑張れるのかを見るべき、ところが目の前の大会だけに集中してしまって、本来の目的であった大きな目標の為の練習がおろそかになっている、すると中間のレースの成績は良かったのに、最終目標であるレースで目指す成績を達成できなかったということになりかねない」

これは非常に大事で、昔、陸上のオリンピアンのやりなげ選手も言っていました、ピーキングの合わせ方が難しいと!、なので、どんな選手も目標や目的をどこへ持って行くがが大切になります、大きな目標の途中の練習試合や親善試合で負けたりしても、本来は気にすることではないけど、記録会や練習試合なのに負けたりすると、マスコミやサポータが、あーでもない、こーでもないと批判めいたことを言うので、焦りなどもあり、ピークが合わなくなってしまうのではないでしょうか。

大迫さんも東京マラソンを途中棄権しているのも、目標はここではない今は無理する所ではないと感じたからですね。最終目標を失わないように!

中学の時の進路決定についても書いてありました

「あの選手は最近は走っていないですけど、大丈夫なんですか?」など直接聞いてから決めたそうです、「お話を頂いた高校への断りの連絡もすべて自分で電話をしました、そのときに人の意見に流されちゃいけない、自分で決めるべきなんだと学んだことがありました」

自分で考えて自分で行動できる選手が、その後の優秀な成績につながっていたり、世界へ繋がって行くのだと思います、そのことを中学からきずいていた大迫さんはすごいです、その高校の速い選手の調子の悪さなども気にして進路をきめるんだからね

「スカウトのお話をいただいたある高校の監督が、見学に行った時や、他の場所でお会いしたとき、すごく良い対応をしてくださったんです。だけど最終的に佐久長聖に行くことにしました、とお伝えしたら、ちょと間をおいて、あまり大人をなめるんじゃないよと言われたんです、まだ中学生の子供ですから、そのときはすごくショックを受けました、

それと同時に選手には都合の良いことを言っていても、結局は自分たちのことが大事なんだ、と感じたんです」

もう、ねー、こうゆう話はわりと多く聞きます、大人が自分の為に選手を利用をすることが多い、大人が自分が目立ちたいから、俺が凄いんだとゆうのを周りに伝えたいんだと思います。昔、女子選抜チームのヘッドコーチをしている時、誰と誰が練習会に行きますよと総監督に伝えたら、何故知ってるんですか?と言ってきて、申し込みなどを手伝ってあげましたと言ったら、凄い怒られて、選手と保護者と話すのを禁じますと言われました、大迫さんと同じような気持ちになりました。

本来はスカウトが来たら、コーチや監督が対応するのだけど、大迫さんは自分で行動したから、怖い思いをされたのかもしれませんね、でも、これも自分で行動したから解ることですね。

人の意見ばかり聞いている人は「あの人がこう言ってた」と人のせいにして文句を言うばかりで成長しないことも書いてありました、これもとても共感出来ましたよ

市民ランナーと実業団ランナーの線引きがなくなってきたと書いてありました、

「実業団の選手の意識のレベルが市民ランナーよりも、ちょと高いだけという選手も多い、本人達は一生懸命やっているのかもしれませんが、練習内容を聞いても、走る距離がすごく少なかったり、妥協が多かったり、意識レベルも低い、足が痛いから何もできない、面倒臭くて今日は休んでしまったとか、そういう話を聞くと、こういう選手が実業団で潰れていくんだろうなと思ってしまう」

本筋を見失っている選手が多々いるのかもしれません、結局の所、練習をしていない!ってことなんでしょうね、だから元、市民ランナーの川内優輝選手に負けてしまったりしたのかもしれませんね。

どこかが痛かったら、または調子が悪かったら、何か出来ることはないかと探して、トレーニングをするのが本来のプロフェッショナルなのかもしれません。身体が動かなければ、僕がいつも伝えているストレッチやトレーニングをお勧めしたい。

今度書きますが、サッカーでもTOPチームに合格する選手達の特徴にもつながると思いますよ

話は変わるけど、この間、映画の試写会に行った帰りに友人と久しぶりに飲み屋に入りましたが、遅い時間にサラリーマンたちがお酒を飲んだり、食事をしたりしていました、こんなことをしていては駄目なんだと感じてしまいました(^-^)

最後にSNSの話

「なにげなくつぶやいたことが、思った以上に拡散してしまったり、色々な方向に飛び過ぎてしまい、どうしようもなくなってしまったこともあります、また、僕の発信を利用して、自分の価値を上げようと思っている人に都合の良いように解釈されたことなどは凄く残念です」

スポーツ選手や誰かの発信を引用リツイートして、自分の価値を上げようとする人達が、ほんとに今の世の中、多いですよ!YouTubeで格闘家の浅倉未来選手も語っていたけど、練習あげると、脇を閉めてとか!もうちょっとこうしたら!とか言って来る人はいったいなんなんだ!と笑いながら言っていました。

中には正しい事を語っている人もいるけど、大半は間違ったことを語っているのだと思います、大迫さんの文章のなかにもありましたが、話を聞くのは大切だけど、まずは自分に落とし込んで、試してみるのが大切ですね、なにか意見を聞いたり、学んで来ても自分でやらないとわからないからね。

僕もセミナーや講習会などや試合を観戦に行ったら、必ず自分で練習をします。

この本を読んで、僕の考えは大迫さんと似ていると感じたし、プロフェッショナルになるための道すじ、プロセスを伝えられます。



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サッカー、スプリント(かけっこ)、アジリティレッスンをやっています
スプリント(スピード)、アジリティ(方向転換)、フィジカル、サッカーの戦術、テクニック、キック方法など全て話します。他にはないと思います、速いドリブルのやり方なども伝えていますが、評判が良いです

その他のスポーツをやっている方も身体能力、運動能力、俊敏力などを鍛えるお手伝いをします。
自分も技量を向上させるために、つねに勉強と研究をしています、1か月後、2か月後には練習方法などが変わっている可能性があります

半年悩んでいた選手が1日で変わったこともあります。

1回で終わるよりも2回、3回やると方向転換だったり、一流選手の腕振りなどを本格的に習えます。サッカーに関しても継続で活動している選手は戦術の話などもしています

最初に言っておきます幼児はやっていません

疑問、質問、相談、依頼は↓
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ビデオレッスンも始めました、
レッスンでやっている練習の解説なども入れて流します
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