2022年3月20日日曜日

世界の育成は日本人に合っているのか??

 

フランスのチームに入っている小学生のレッスンをしましたが、話を聞くと、所属しているチームはかなり激しいフィジカルトレーニングがあると言っていました。

このチームだけでなく、以前参加したフランスのリーグでも違うチームは激しくやっていたと語っていました!日本でも激しくやっているチームはあるけど、だいぶ減って来ているので少しだけカルチャーショックを感じてしまいました(^-^)

スクワットや腹筋や腕立てなどもやらされるみたいなので、レッスンでもスクワットの一つやり方を伝えさせてもらいましたが、実は、小学生、中学生などのうちは神経系、いわゆる反射神経や運動神経などの神経が大事になるので、筋トレやワークアウトは、それほど重要ではないのです。

強い身体=ワークアウトではなく強い身体=柔らかさ、柔軟性、身体操作じゃないかと思いますよ!特に小、中学生はね

もしかしたら競技によって違うのかもしれないけど、ワークアウトをやったら柔軟性をやらなければ、可動域がなくなります

柔らかさと可動域は違います、スポーツ選手が動くのに必要なのは可動域です、柔らかさも怪我予防につながるので必要ですが、ヨガのような柔らかさはいらないと思います

日本人はすぐ海外の真似をしたがるけど、今回の話などを聞くと海外のコーチが来たからと、上手くなったり強くなるわけではないと感じます。

どこの国が良い悪いではなくて日本の育成年代の選手が大切なのは、自分にあった国を選ぶことです、南米、ブラジルのプレーが好き、スペインのようなパスサッカーが好き、イングランド、イギリスのロングボールを蹴るサッカーが好きなどあると思います。

僕個人は昔はブラジルに憧れたこともありますが、前からバルサのラマシアの人間力を鍛えながら、バルサメソットを勉強をする教育が好きですね。以前、お父さんがパリサンジェルマンのエージェントと知り合いだと言っていた小学生を指導しましたが、この時言っていたのは、バルサキャンプに来るコーチはたいしたことがないんだと聞いていると言っていました、パリも夏に日本でキャンプをやるから行きたいんだけど、いつも合宿などとかぶり、行けないんだと言っていました

高校ぐらいになったらパリを考えているとか言っていたなー、日本のJクラブのセレクションなどに参加したけど、みんなドリブルばかりで全然駄目だとも言っていた(^-^)

スペインのFCバルセロナから来日しているのであれば、バルサのメソッドを知っている方々だから、それを習いに来ている人達にとっては、たいしたことがないことはありませんよ。

でも、バルサキャンプも目的を持って行かなければ駄目ですよ、どこかにも書いたけど。

目的や目標にあっているか?あってないかで、たいしたことがあるか?たいしたことないかを決めるのが大切ではないでしょうか。

話は飛びましたが、育成方法が自分にあっているか?あってないか?は自分がどんなプレーがしたいのかで決まるのではないでしょうか。

そういえばフランスには縁が少しあり、最初の方にレッスンをした女子選手が昔、フランスにいたことがあったし、コードジボアールからレッスンに来てくれた女子選手もフランス語が堪能でした、そしてパリサンジェルマンのエージェーントの知り合いの男子、そして今回のフランスのチームに入っている男子など。


バルサのフィジカルトレーニングの本で読みましたが、グラウデイオラがバルセロナとイタリアのトレーニング方法について説明してい文章があるのですが

「非常に異なるものがある、スペインではボールを使うインテグラルなトレーニングをするが、イタリアでフィジカルトレーニングは別に行われる、そして、それらのトレーニングは精神的苦痛を生み出す、つずけろ、つずけろと、、、

しかし、私は600m、または800mのランニングの繰り返しによって、フィジカルコンディションが良くなったとは思わない」

と語っているので、バルサはロンドのような練習を使ってフィジカルを鍛えるのですよね

自分の経験を語ると高校の時、日立柏ユース(現柏レイソル)のセレクションを受けた時、グランドが広く感じて、走れませんでした、高校では陸上部に入っていて、夏合宿で走って来たのにもかかわらずです、この時、サッカーの走りと陸上の走りは違うと思いました

サッカーの場合は短い距離のダッシュの繰り返しで心肺機能を上げることと、ストップ&スタートを速くするのも大事、方向転換の速さも大事、しかし、世界は本当に速くなっているようなので、スピードは身につけておいた方が良いです

イタリアは激しくプレッシャーに行く国ですからねー、マラドーナも初年度はかなり苦しんだって語っているし、傷だらけになっているし、ユニホームもボロボロになっています、スペインでも激しくフィジカルをやるチームもあるだろうし、その国や監督によってフィジカルの鍛え方などは変わって来ます。

日本の場合はイタリアやフランスに近いかもしれませんね、高校生ぐらいになると厳しい走りがあり、基準となるタイムをクリアしないとAチームには入れないと聞いたことがあります

武南の選手を昔、レッスンした時も走りがキツイと語っていたのを覚えています、昔、見学にいった栃木の女子チームも12分間ランニングとダッシュを繰り返していましたね、走れなければ意味がないからと代表さんが言っていました。

そういえば、現在、なでしこリーグ1部に入っている世田谷のクラブもU15-18の練習を見せてもらった時、最後に激しいダッシュをやっていました、コーチが「ゲロ吐くまで走れー」と言っていた記憶があります。

そういえば国士舘や修得なども基準のタイムをクリアできないとAチームに入れないと言うことを言っていた記憶があります、高校生ぐらいになると持久走みたいのも増えてくるようです。

メニーナからベレーザに昇格した選手のお父さんと昔、話したのですが、メニーナに入ってから持久力はついたけど、瞬発力がなくなったと言ってましたね、これらは全て、フィジカルトレーニングとランニングで長い距離を走り過ぎたのでしょうね。

でも、この選手は現在、ベレーザで活躍してますけどね。走らなくて良いポジションだから、自分の生きる道を見つけたんだと思います。


持久系のトレーニングをやりすぎて、瞬発力がなくなる事って結構あるみたいです、そんな時はどうしたら良いのか、レッスンで伝えますよ(^-^)


それと、下手だった僕が強豪チームや上手い選手達の中で通用したもの、これは上手く行った!とゆうのを紹介しているので、リアリティがあるレッスンを受けられますよ

やられて嫌だったことや、自分がやってみて、相手や仲間が驚いたことを覚えおくのです、思い返してみると、そんなに難しい事はやっていません

そろそろ全日本女子選手権U15で3年連続で全国優勝者、準優勝になった選手など、このレベルの選手達の特徴、TOPチームに合格する選手達の特徴などを近いうち書いてみたいと思っています。


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サッカー、スプリントレッスンをやっています
スプリント(スピード)、アジリティ(方向転換)

技術とフィジカルを高める身体操作からサッカーの戦術、キック力向上、速いドリブルの方法なども伝えています、評判が良いです
半年悩んでいた選手が1日で変わったこともあります。

怪我予防の為にも準備運動を大事にしています、ここでは深くは語りませんが、なぜこの準備運動が良いのか、ここの硬さがここの怪我につながっているからなど、きちんとした理論を話しています。

現在、小6男子のレッスンをしていますが
20m4秒0→3秒5、10m2秒1→1秒8になりました

参考書などには載ってない一流選手、TOP選手の腕振りなども伝えています。
こうゆうのを知らずして、レッスンを中途半端に辞めてしまう選手もいるので、本当に残念です

疑問、質問、相談、依頼は↓
https://ws.formzu.net/fgen/S67152883/ 
(スマートホン対応フォーム)
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Profile | スピード走法が学べるサッカーレッスン (amebaownd.com)

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